『人間失格太宰治と３人の女たち』のあらすじ感想レビュー│映画配信サイト

「私、赤ちゃんが欲しいの」子供のことを話題にされると手も足も出なくなる、そんな欲望に満ちたよくいる男性を演じた小栗さんの表情が見もの

人間失格太宰治と３人の女たち

人間失格太宰治と３人の女たちの見どころ/ストーリー紹介

世界的ベストセラー誕生の裏側を描いたゴージャスで禁断なエンターテイメント
世界で活躍する写真家かつ映画監督の蜷川実花が、天才・太宰治のスキャンダラスな恋と人生を大胆に映画化。小栗旬が才気と色気にあふれた究極の駄目男＆モテ男に扮する。

身重の妻・美知子と2人の子供がいながら恋の噂が絶えず、自殺未遂を繰り返す天才作家・太宰治。その破天荒な生き方で文壇から疎まれるも、ベストセラーを連発していた太宰は、作家志望の静子と激しく愛しあい、同時に未亡人の富栄にも救いを求めていく。
宮沢りえ、沢尻エリカ、二階堂ふみが一見太宰に振り回されているように見えて実は自分の意志で力強く生きている女性たちを熱演。

キャスト・スタッフ

出演	(太宰治)	小栗旬
	(津島美知子)	宮沢りえ
	(太田静子)	沢尻エリカ
	(山崎富栄)	二階堂ふみ
	(佐倉潤一)	成田凌
	(太田薫)	千葉雄大
	(伊馬春部)	瀬戸康史
	(三島由紀夫)	高良健吾
	(坂口安吾)	藤原竜也
		稲垣来泉
監督		蜷川実花
音楽		三宅純
脚本		早船歌江子

公開:2019年 | 制作:日本

人間失格太宰治と３人の女たちの感想・レビュー

色彩感覚で楽しむ映画
★★★★ SUN (女性 20代アルバイト/パート)
有名は太宰治の人間失格を蜷川実花の色彩感覚で映像化した作品。蜷川実花さんの映画はストーリー展開を楽しむというより、美しさ、可憐さを楽しむ映像作品だと思っています。独特ともいえる蜷川さんならではの色、空間、華やかな画が特徴です。どれだけ愚かでもみっともなくても、美しければそれでいいと思わされてしまう作品です。

何より女優３人の演技が素晴らしいです。そして美しい。宮沢りえさん演じる津島美和子の愛情沢尻エリカさん演じる太田静子の艶二階堂ふみさん演じる山崎富栄の狂気東京スカパラ＆チバユウスケの主題歌も時代にあっていい感じです。太宰治を好きな人には受け入れ難く賛否両論ある問題作なのかもしれません。

ほんとに素敵な映画です。色使いもとても素敵で、小栗旬さんがとてもかっこいい。

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